この現象界では様々なことが起こり、ひとり一人の人生はみな
異なり、刻々と状況が変わっていきます。植物や動物にしても
数え切れないほどの種類があり、実に変化に富んでいます。
無限の創造力が働いていると言っても過言ではなく、
その豊かさに目を見張らされます。
現われは、そのように多種多様であり、変化していくものですが、
その背景には、人間智では想像もつかないほどの真理が潜んで
いるのです。
仏教では、その真理を空( くう )といい、色と形をもつ現象界を
現わす根源の力を指しています。この空というのは、空虚の空
などとは大違いで、無限の力、創造力を秘めているのです。
人は生まれ、やがて死んでいきますが、死んでお終いという
ような虚しい存在なのではなく、次元を超えて生き通している
ものです。
死ねば無に帰すと思っている人々が、まだまだ多いようですが、
今世紀中に遠からず、本当のことが分かる日が来るでしょう。
※ 私の俳句は、俳句の形式をとってはいますが、
季語は必ずしも含まれておりません。
日々、心に浮かんでくる俳句です。お楽しみください。
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1 現れは千変万化空深し
2 泣き笑い今を生ききり澄みわたる
3 静寂の語る真実ことば無し
4 美しき人の子修羅を通りぬけ
5 熟したる木の実やさしく愛と消ゆ
6 歓びは真実のわれ他になし
7 夢醒めて自在のいのち終わりなく
8 猫の尾に安らぎ満ちる陽だまりに
9 ニャーと泣く無垢の生命のかわいさよ
10 果てしなき宇宙の果てにもわれ生きる
11 満ちわたる神秘の光世を洗う
12 無一物空手で生まれここに在る
13 頑なの心の盾に頭打つ
14 脚折れし仲間気づかう蟻愛(かな)し
15 朝日射し静から動へ無碍自在
16 年経(ふ)るに不思議々はいやまして
17 樹々たちはただただ素直風に揺れ
18 赤き花憂いは知らず咲き祝う
19 我彼の境はなくていのち在る
20 植物も歓びおどる人の愛
21 人よ人人と生きるに人知らず
22 娑婆世界極楽浄土境なし
23 肉体の目にのみ頼りおどらされ
24 あるがまますべて尊き聖きもの
25 喜びは喜び呼びて限りなし
26 もの言わぬ獣いちずに生きるなり
27 風にきき内に仰いで道確か
28 他人の目に装い生きるむなしさよ
29 飾りなき生命そのまま輝けり
30 あるがまますべて尊し虎は虎
31 奔放に波立つ海や無尽力
32 引きて満つ海のリズムに乗るいのち
33 いかばかり傷つき喘ぐ夢の中
34 新世紀すべて新たに光満つ
35 目覚めればここが極楽すべてあり
36 罪なるは幻の他何もなし
37 無知なれば依るすべなくて欲深し
38 生き急ぎ死に急ぐも円の上
39 限りなき愛のみ出づる空(くう)の中
40 はからわず吾を愉しむ他になし
41 一瞬にかける生命の煌(きらめ)きし
42 われ独り世界にひとりありがたし
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